基礎体温と排卵日

 

排卵日を事前に予測する方法として、よく挙げられるのは基礎体温チェックだと思います(オギノ式と言うそうです)。

 

なんでも、女性の体温の推移には高温期と低温期というものがあり、低温期から高温期に上がるまでの数日間に、排卵が起こるのだとか。

 

これなら、排卵検査薬を薬局で買わなくても良いですから、簡単かつ経済的で良さそうですね。

 

しかし、体温を測り続けること自体はそこまで難しいことではないのですが、別の点でちょっとハードルが高いそうです。

 

まず1つは、生理が安定して来ていなければいけないこと。生理周期がバラバラだと、体温も高温期と低温期と言った具合で綺麗に別れていないため、基礎体温で排卵日を把握するのは難しいみたいです。

 

もう1つは、自分の基礎体温の推移を適切に把握するには、かなり長期間基礎体温の記録を続けなければいけないこと。

 

参考にしたいくつかのホームページによって、期間の長さはバラバラでしたが、大体3か月から、長い所だと1年なんて書いてある所もありました。

 

この2つの点を直ちに充足できる人は、確かにちょっと限られそうですね。妊娠したいと思ってからでは遅いと思うので、私も今から基礎体温の記録は始めておこうと思います。

 

排卵日が近づくとおりものにも変化が起こります

 

女性は月経周期によって体や心に変化が現れるものですが、その中でも変化の起こるターニングポイントになるのが排卵日。

 

排卵日は妊娠を望む女性にとって重要な日でもありますが、特に妊娠を望んでいる訳ではないという女性にとっても重要な日であると言えます。

 

排卵日を1つの境に女性の体内では分泌される女性ホルモンの種類が変わり、排卵日以降は体が妊娠をしやすいようにホルモンによって、子どもを育むという以外の機能が緩やかになるようコントロールされます。

 

そのため、生理が近くなればなるほど代謝が下がって痩せにくくなったり、お腹が張ったり便秘がちになったり、肌の調子が悪くなったりといった多くの女性が経験する体の変化が起こるのです。

 

また、頭痛が起こりやすくなったり、気分が優れない日が出てきたり、喜怒哀楽が激しくなって情緒不安定な精神状態になったりと、人によって出てくる変化は様々で個人差の大きなものです。

 

ただ、情緒不安定な状態になるといったことが起こる方の場合は月経前症候群である可能性もありますから、あまりヒドイようであれば婦人科で相談してみるのもいいかもしれません。

 

月経前症候群の方や重い生理痛などに毎月のように悩まされているという方の場合、排卵日を把握しておくことで、次の生理へ向けて心と体の準備をすることができるとも言えます。

 

排卵日を知るためには基礎体温をつけ、排卵日検査薬を使うという方法がありますが、そういったことをしなくてもおおむねの目安で良ければ、排卵日はおりものの変化である程度予測するということが可能です。

 

生理開始日から数えて8日目あたりから排卵日が近づいてくるにつれておりものは、だんだんとその量が増えてきます。量が増えてくると同時に粘り気が増してきて、下着にべたっとしたおりものが付くということが出てきます。

 

さらに数日経過すると、排卵日目前で膣内の水分が増え、粘り気のあったおりものがサラサラのおりものに変化していきますが、排卵日直前になるとまた粘度が高まり、糸をひくくらいに粘るおりものが出てくるようになり、排卵という流れでおりものは変化していきます。

 

排卵日直前のおりものは指で伸ばすと10センチくらい伸びるほど粘度が高く、透明に近い色になり、通常時のおりものと異なり水に入れても溶けないという特徴があります。

 

このおりものの変化と特徴を知っておくと、大体この辺りで排卵が起こったんだな~というのを、基礎体温などをつけなくても把握することができるようになります。

 

ただし、おりものの変化で排卵日を予測することは可能ですが、特定することは難しいので、排卵日を特定したいという妊娠を望む女性の場合は、おりものの変化だけに頼らずに、しっかりと基礎体温をつけ、排卵日検査薬を併用するようにしましょう。